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Vol.12暇と毒

Vol.12暇と毒 すっとぼけ①

2015.09.15

こんにちは、植松晃士です。
すっかり秋模様になってきましたが、体調などくずされていませんか?
 
さて。今回のテーマは「ビジネスマナーのすっとぼけ!」です。
みなさん、LINE(無料通信アプリ)は使っていらっしゃいます? 世の中にこれだけLINEが流行っているのは、やっぱりスピーディだし、グループを作ったりできて利便性があるしってことよね。
 
聞くところによると、お仕事を持っていないママたちでさえ今やLINEがないと、関係がぎくしゃくするというエピソードもあるらしいの。昭和の時代で言う「ハブ」られるみたいな風潮なんですって。こうなると、中・高生も大人も変わらないのね・・・・・・。
 
でね、数ヶ月前、僕はLINEのスタンプを作ったんです。理由は、ライフスタイルにぴったりくるメッセージスタンプが欲しかったから。
例えば「いつもお世話になっております」とか「ごちそうさまでした!」とかね。もちろん「ちょいモテ?」とかもあるけど。(気になる方は「ちょいモテ植松晃士」でスタンプショップにて検索して!)
 
その中に「既読スルーはおブスのもとっ!」というスタンプもあるの。ご存知のようにラインは既読のサインが出るじゃないですか。でも、その後に何もお返事がないこともあるんだよね・・・・・・。
僕なんか「読んだのにリターンなし!?」って思っちゃう。それってすっごくストレスになるの。だから、基本的にスルーする人とはLINEのやりとりをしないようにしてるんです。イラッとくるから(笑)。って、このイラッと感は、『暇と毒』を読んでいる方すべてに納得していただけるんじゃないかと思うんですけど。
 
普通のパソコンメールでも、既読と出ないだけで、なんのリターンもしない人っているのよ! 聞くところによると、とある編集の人がモデル事務所のマネージャーにわざわざ撮影のお礼メールをしたのに、なしのつぶてだったんだって。「忙しいかもしれないけど、せめて、こちらこそお世話になりましたくらいあってもいいのに」ってボヤいてたわ。僕の知っている人も、既読スルーというかリターンなし。
 
もともと業界によっては、メールのやり取りのようなデスクワーク的作業においてはマメではない業界もあるとは思うけど、これだけ電子化した現代社会においてメールのやりとりができないっていうのはいかがなものだろうか?って思うよね?。
 
だって、大人になると、LINEでもメールでも、やりとりの9割くらいは仕事がらみになることが多いでしょ? プライベートといっても、仕事でのお付き合いから派生したものも増えてくるし。つまり、仕事をする上でLINEもメールも必要不可欠なツール。そこをおろそかにしてどうするの?? って感じ。
 
僕の知っている人は、リターンがないだけじゃなくて、転送もそのまま。純粋に“転送”よ。「転送します」ってのもないの。目を通した証がないのよ。
例えば「こういうメールがきており確認しました。こちらは・・・・・・だと思います」とか、チェックしたことと、自分がどう考えたかをお知らせするべきでしょ。それが社会のマナーよ。理想は、さらにメールの内容をかいつまんで書いて確認すれば、「ああ、間違いなく伝わったのね!」と相手に信頼されるわけよ。それをしないっていう、すっとぼけぶり! 人として、一体何なんでしょうか??? そんなフーテンみたいな方とはお付き合いできないわっ!
 
ちなみに、僕の名刺には自分のメールアドレスを入れてないの。毎日莫大なメールをチェックしてお返事する時間の余裕がないから。メールがあるのに返信しないのは失礼ですからね。それにメールのやりとりって人間性まで見えてしまう、恐ろしいものですもの。みなさんも気をつけて!
 
このすっとぼけな話は、また次回も続くからよろしくね!

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Writer Profile

植松晃士
植松晃士Koji Uematsu

アタッシェ・ドゥ・プレス(※)
ファッションプロデューサー
株式会社ヘルメット/株式会社アンソニーレッド 代表取締役
数々のファッションブランドのPRを手がけるほか、ファッションプロデューサーとしても活躍中。TVや雑誌などの多くのメディアで、女性のファッションに対する独自の視点と、その辛口トークが大好評。

※アタッシェ・ドゥ・プレス
ファッションブランド、ジュエリー、コスメ、ファッションビルなどのPRを手がけるほか、ブランドのPR、ブランドディレクション、企画アドバイス、イベント企画・運営などを行います

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