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Vol.72暇と毒

Vol.72暇と毒 婚活、
明けない夜はない!

2018.03.20

みなさん、こんにちは。植松晃士です。
冬季オリンピックも終わっちゃいましたねー。
みなさん、盛り上がったんじゃないかしら。

ふと現実を振り返ると、春はすぐそこ。
前前回に婚活のお話をさせていただきましたが、
今回もちょっとだけ補足させていただこうと思います。
だって、人生の春もすぐそこかもしれないじゃない!?

知り合いの方のお話なんですが、
彼女も40オーバーでずっと婚活しているんです。
で、ちょいちょい僕のところへ
「婚活のためにはどういうファッションがいいんですか?」
「どういうメイクをするといいんですか?」
って聞きにきていたの。
だからいろいろとアドバイスしていたんですが、
彼女はそれをちゃんと聞いて実践しているの! 

不必要な重ね着もしなくなったし、
メイクも旬の色やワザを取り入れるようになって、
スケートで言うならかなりの技術点が
入るでしょう!って感じなのよー(笑)
先日久しぶりに会ったら、
格段にキレイになっていてビックリ。

「どなたかいい人いませんかー?」
なんて笑顔も出るようになったし。
ちょっと前はクールに構えて
「間に合っています」みたいなノリだったけど、
そうなるとおせっかいしたくなくなるじゃない? 
今は誰か紹介してあげよう!って思うから、
やっぱりちゃんと努力するって
大切なことなんだなぁ、と思いました。

振り返れば、彼女は婚活において
気合が入りすぎていたのかも。

ちょっと前までは、初めて会う方と
デートの約束をしていて、彼がちょっと遅れたら
激怒してたんだよね。
それは物事に真剣に向き合っている証でもあるんだけど、
社会生活って自分だけで生きているわけじゃないから、
相手あっての自分というものを
考えないといけないでしょ。

もちろん、失敗することも多々あっただろうし、
それを踏まえて自分なりに魅力的になる努力をして、
いい意味で肩の力が抜けたからこそ、
きっと相手のことも考える余裕ができたんじゃないかしら。

ましてや結婚生活は、
ペットを飼うのとはワケが違うでしょ。
ペットはエサあげたり散歩に行ったりトリミングしたりと、
あらゆるケアをしてあげなくちゃいけない。

でも、結婚は人間相手の生活だから
自分発信だけでは成り立たないわけです。
そして、そこには「価値観」というものも
存在してくると思うんです。

価値観が共有できないと、一緒に生活するのって難しい。
いい、悪いの判断ではなくて、
自分が選ぶことと相手が選ぶことが
同じ目線にあるかどうか。

例えば、デートでお出かけしたとするでしょ。
「ちょっと一休みしよう」っていう時に、
落ち着いたコーヒーショップに入るのか、
ファーストフードのコーヒーにするのか、
はたまたそこらへんのベンチに座って、
自販機のお茶なのか。

自分がこうしたい、と思ったことと相手の行動が合う、
これが価値観の合致だと思うんです。
別に落ち着いたコーヒーショップを選ぶから正解、
とかじゃなくてね。

そこらへんを見極めることは、
今後一緒に生活していくために大切なポイント。

そして、価値観を確かめ合う婚活の場や
最初のデートでしくじってはダメ。
いい人がいたら話しかけてもらえるように
自分を魅力的に仕上げ、時間が共有できるようになったら
本当に自分に合うかどうかを見極める。
そうして過ごすことで、きっと春が訪れるはずです。
明けない夜はないんですから、がんばってー!

では、またお会いしましょう!!

Writer Profile

植松晃士
植松晃士Koji Uematsu

アタッシェ・ドゥ・プレス(※)
ファッションプロデューサー
株式会社ヘルメット/株式会社アンソニーレッド 代表取締役
数々のファッションブランドのPRを手がけるほか、ファッションプロデューサーとしても活躍中。TVや雑誌などの多くのメディアで、女性のファッションに対する独自の視点と、その辛口トークが大好評。

※アタッシェ・ドゥ・プレス
ファッションブランド、ジュエリー、コスメ、ファッションビルなどのPRを手がけるほか、ブランドのPR、ブランドディレクション、企画アドバイス、イベント企画・運営などを行います

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