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Vol.800ハタラクさんの毎日

Vol.800ハタラクさんの毎日 わたしが悪い?

2017.02.27

友人と出かけたとき、こんな質問をされました。
「あなたがね、知り合いのBさんから、『Aさんがあなたの悪口を言っていたよ』と、言われたとする。あなたはそれを聞いてどう思う?」と。
 
みなさんはいかがですか?
自分の悪口を、他人が言っていたと人から言われる。
 
わたしは即答でした。
「Bさんに、大きなお世話だと思うだけ。そんな話、Bさんがわたしに言わなければ、わたしは知ることもなかったんだから」
 
友人は「あーよかった。安心した。
あなたなら『え、わたし、Aさんに何か悪いことしたかな? きっと悪いことをしたんだよね』って思って、どんどん自分を悪者にするのかなーと思った。
そういう思考があるからね。でもその答えを聞いて安心した。あなたは健全だ!」
 
友人の言っていることは、すごーく納得できるところでした。
わたしは、自分を取りまく周囲で何かよくないとされる出来事が起こると、まったく関係がないのに、「自分の何かが悪かったのかも」と、どんどん悪いことをあたかもしてしまったのではないかと思いを巡らせ、無理矢理にでも自分が悪いことをしたことにもっていき(思考の中ででですよ)、ものすごく申し訳ない気持ちになって、どんどん不安に陥って、落ち込んでいくことが常でした。
 
そんなことを知っている友人だから、先のように言ったのだと思います。
でも昨日のハタラクさんにも書いたように、自分を悪くするクセも、今までのわたしを守るためには必要だったもの。
でももう今は大丈夫。と、悪者願望を手放しましたから。
その証拠が先の質問へのわたしの回答。
と、回答してから「そうか、そうだよね」と気づいたりもして。
 
ちなみに友人は「わたしはAさんもBさんも嫌い。本当にわたしの悪口をAさんが言っていたとしたら、ダントツでAさんが大嫌い!」とのこと。
 
この質問、なかなかに深いですよね。
ということで、「わたしが悪い?」は手放しました、ぞ!
 
 
 
自分が悪いとすることが、どれほど自分を大切にしていないことかだすな。
だってとてつもなく自分を傷つけ、自分を嫌うということだすから。
ごめんなさい、卒業だす!


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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