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Vol.750ハタラクさんの毎日

Vol.750ハタラクさんの毎日 どう選択する?

2017.01.08

昨年末、戦力外通告を受けたプロ野球選手の番組を見るとはなしに見ることに。
そこには対照的な選択をしたふたりのプロ野球選手がいました。
 
ひとりは34歳のピッチャー。
チームの柱にもなっていたのですが、試合中の俘虜の事故で脚を故障。
その後復帰したものの戦力外通告に。そしてトライアウトに挑みます。
 
巨人軍からテストの連絡が来たのですが、最終的には不合格。
彼はきっぱりと現役引退を決め、前々から考えていた体育の教師を目指すべく、
大学進学の準備を始めました。
 
彼には妻と3人の子どもがいます。野球選手でなくなったいま、収入も望めません。
でもそういう不安よりも何よりも、自分が行きたい道に進むことを選びました。
その顔は清々しく、笑顔で溢れていました。
 
 
そしてもうひとりは23歳のピッチャー。
将来のエースピッチャーと言われていたのですが、なかなか活躍できず戦力外通告に。
結婚したばかりの妻と、これから生まれてくる赤ちゃんもいました。
 
先のピッチャーと同様、トライアウトを受けたのですが、そこで意外な展開に。
自分が戦力外通告を受けた元チームから『バッティングピッチャー』の依頼。
バッティングピッチャーとは、バッターの練習のために投げる裏方で、
この仕事を引き受けるということは引退を意味します。
 
23歳という若さもあり、まだ活躍したいという思いがある中で
彼はバッティングピッチャーの道を選択します。
理由はこれから生まれていくる子どものことを思っての収入面のため。
その表情はなんとも言えないものでした。
ただ彼の妻は「あなたが決めたのなら」と、応援を決意。
 
 
対照的なふたつの選択。どちらがいい、悪いではなく、何を軸に決めるかの違い。
自分のやりたいことを軸に光に向かって選択をするのか、
誰かのためにを軸に我慢を覚悟のうえで選択するのか。
 
選択の軸、それは人それぞれ。
 
 
 
瞬間、日々、年々、選択の連続だす。
その積み重ねが自分となり、自分らしさというものになると思うのだす。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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