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Vol.748ハタラクさんの毎日

Vol.748ハタラクさんの毎日 お初 その1

2017.01.06

2017年に入ってお初なことがふたつほどありました。
今日はその1のお話し。
 
父が昨年12月の晦日辺りから「皇居の一般参賀に行きたいなー」と、言っていました。
なんとなく気にはなっていたのですが・・・
早起きも苦手、寒いのも苦手、行列も苦手、待つのも苦手。
一般参賀で必ずや課せられる数々の要素がすべて苦手なわたしとしては、父の話はスルーしていました。
 
数年前にも一度、父はひとりで一般参賀に参列していたので
「行きたいのなら、ひとりで大丈夫かー」とも思っていたりもして。
 
しかし1月1日の夜、なぜかふと「一度くらい参加してもいいかもしれない」と思い立ったわたしは、
2日の朝、人生初の皇居の一般参賀に父と行ったのでした。
 
朝9時前に二重橋前駅に着き、入場門の皇居の坂下門の前に荷物チェックと身体チェックを受け、
あとはひたすら開門時間の9時30分を待ちます。
わたしたちの前にはすでに1万人以上と思われる人たちが並んでいました。
 
一般参賀は5回行われるのですが、「何時の回に参列できるのかなー」と、
父とぶつぶつ話していたところ、列がどんどん進んでいきました。
そして皇居内に入り、気づけば参賀の場所に。
 
なんとそれだけの人数が並んでいたにもかかわらず、
第一回参賀の10時10分の回に参列することができたのでした。
もちろん恐ろしい数の人、人、人。
 
10時10分に天皇陛下はじめ、成人皇室の方々が現れました。
が・・・前の人たちの頭が邪魔でほとんど見えない状態。
それでも陛下の新年の挨拶を直接うかがえ、貴重な時間を過ごすことができました。
 
そしてまた二重橋駅に向かい、帰路に。賞味2時間半のお初の参賀はこうして終わったのです。
やはり行動することに勝るものはないですね。
 
 
 
健脚の父が、帰りの駅のホームで珍しくベンチに座っていましたな。
今までそういう姿を見たことがなかったので、ちょっといろいろ感じただす。
親孝行できるときにするだすな。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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