楽しみ、楽しませ、ほんのちょっと楽になる

Vol.661ハタラクさんの毎日

Vol.661ハタラクさんの毎日 懐かしい本やさん。

2016.10.11

いま、街中の本やさんがどんどんなくなっています。
大型書店の台頭で、個人書店が消えて・・・・・・
世の中の流れだからなんて理由でくくられてしまいがちですが、
さびしいものはさびしいですよね。
 
そんななかで、個性をもった本やさんも最近、増えているのを知っていますか? 
街中にあって、小さくて、個性がある本やさん。
 
先日、個性ある荻窪のtitleという本やさんを訪れました。
「その人がその人らしくいられる本を置きたい」という思いのもと、
今年の1月に誕生した本やさんです。
 
この本やさんで、子どものころのことを思い出しました。
祖父母の家の近くにあった『若杉さん』と呼んでいた本やさんと、
このtitleの雰囲気がとても似ていたんです。
だから懐かしい気持ちでいっぱいになって。
 
本やさんて本を買うだけでなくて、その匂いや雰囲気、
ぜんぶを含めて楽しめる場所だったんだなーと、気づきました。
 
懐かしい本やさん、みなさんのなかにもありませんか?
 
 
 
若杉さんで初めて『小学一年生』を買ってもらったときの喜びときたら。
そんな思い出の本やさんも、わたしが学生のころになくなってしまっただすな。
若杉のおじさんとおばさんさん、どうしているのだしょう。。。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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