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Vol.1052ハタラクさんの毎日

Vol.1052ハタラクさんの毎日 初めてなのに。

2017.11.06

初めて会う人なのに、緊張しない。
初めて会う人なのに、どこか懐かしい。
初めて会う人なのに、昔、会ったことがある気がする。
初めて会う人なのに、心が許せる。
こんなふうに思うことが、極たまにあります。
 
「それは、前の時代(前世と呼んだり)からのご縁だよ」
そう言われて、「そうだよね」と確信に近いものを抱きました。
 
わたしが学生時代、ある著名人のことを知り、
漠と「この人の名前、素敵だな。
いつかこの人と仕事をしたい、いや、する」と、
自分の中で勝手に決めていたことがありました。
別にその著名人とまったくつながりも何もなくです。
 
そして編集者になってわずか1年もたたないうちに、
その方と仕事をご一緒することになり、
今ではいろいろ相談にのっていただくことも。
 
そういえば、その方のときもそうでした。
初めて会ったとき、ドキドキはするんですけど
初めて会った気がしなくて、
なんとなくこれからもつながっていくだろうなと、
感じたことを覚えています。
 
こういう感覚、きっと人は誰でももっているのかもしれません。
でも、毎日の忙しさや雑多な用件、人の声などなどに
翻弄され、鈍くなってしまう。
自分の経験上からそう思います。
 
初めてなのに、じゃないかも。
そう感じられることは、
自分の心のエネルギーのバロメーターなのかも。
 
 
 
初めてなのに、初めてじゃない気がしての名刺交換。
すると、「以前にもお会いしましたが、改めて」なんて言われて。
これは単なる物忘れだす。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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