楽しみ、楽しませ、ほんのちょっと楽になる

Vol.593ハタラクさんの毎日

Vol.593ハタラクさんの毎日 似ているぅ、分かるぅ。

2016.08.04

友人を介して知り合った方と、数年ぶりに会いました。
わたしより少し人生の先輩で、とても優しくて、温かくて、
いつまでも話していたくなるような素敵な人です。
 
今回は仕事のことをはじめ、お互いの近況などいろいろ話すことができました。
そんななかでその人が思っていることを聞いたとき、
「わたしと似ているなー、その気持ち分かるなー」という共感箇所が出てきました。
 
 
自分がAさんに、Bさんを紹介したとします。
Aさんと自分は知り合いです。
Bさんは自分の同じく知り合いです。
AさんとBさんが仕事において、あることを進めることになりました。
でも自分にはその報告だけ。
「自分が紹介したんだから、Aさんはわたしに何らかの仕事をふってくれてもいいのに。
そんなことをしてくれないAさんて・・・・・・どういうことだろう」と、考えはじめ、
だんだん自分の中でいやーなもやもやしたものが生まれてくる。
 
そんな話でした。
同じようなことをわたしも思っていました(一応、過去形で)。
自分がこれだけのことを相手にしてあげたのだから、そのお返しはあって当然。
それをできない人って信じられない。そんな人だったなんて、
と勝手に自分のなかで思考をめぐらせ、落ち込み、
相手を責め、自分を責めて数日もやもやのぐずぐず。
 
そうなんですよね、当然や普通なんてないんですよね。
これは、自分自身が相手に抱いた勝手なる希望が叶わなかっただけのこと。
 
彼女も言っていました。
「そういうことになったら、自分がどうしたいかをするだけ」。
そう、解決策ってそこなんですよね。これにも共感。
 
期待や希望はエネルギーをくれることもあるけれど、
叶わなかった時には負のエネルギーを生むこともある。
その人と話していて、再確認できました。
 
再会のタイミングは思わぬ気づきを運んできてくれました!
 
 
 
類は友を呼ぶとはよく言ったもので、最近それをとみに感じますな。
相手は鏡ですなー、鏡。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

Back Number

その他のバックナンバー

ページトップ