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Vol.531ハタラクさんの毎日

Vol.531ハタラクさんの毎日 清濁。

2016.06.03

世の中というか、街中がきれいに整うのはうれしいもの。
でもどこもかしこもキレイなだけでは何かちょっと・・・と思うこともしばしばあります。
 
学校のクラスでも、優等生もいれば、いたずらっ子もいれば、お調子者もいて、
いろいろなタイプがいるから面白い。
たしかテレビドラマの学校ものでも、あらゆるタイプの生徒をイメージして、
生徒役を決めているということも聞いた覚えがあります。
 
会社だって、積極的な人もいれば、熟考する人もいれば、
ちょっとポカをする人もいることで、なんとなくバランスもとれるように思います。
 
だから街もキレイな場所ばかりでは息が詰まるというか、味がなくなるというか。
繁華街もちょっと怪しくて、ちょっと雑然として、ちょっと怖いから魅力的であって、
それを品行方正な方向にもっていくのはちょっともったいないかなーと。
 
 
最近、軒並み東京の路線ごとの駅の統一化が図られ、
それと同時に各駅前の街並みも似てきて、キレイになって整うのは素敵なのですが、
いかんせん個性や味が薄くなっているのが残念と思った次第で。
 
清濁併せ持つことに魅力があるように思う今日この頃
ちょっとしたぼやきでした。
 
 
 
人も然りですな。あまりにもきちんとさんだとなぜかつまらない。
ちょっと抜けているくらいが可愛いといいますか、なんといいますか。
でも仕事だとそんなことも言ってられぬ現状も知っているだす。ふーっ。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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