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Vol.69暇と毒

Vol.69暇と毒 婚活成就の極意。

2018.02.06

みなさん、こんにちは。植松晃士です。
春。節分がすぎて、いよいよ本格的に
新たな1年が始まりますね。
巷ではインフルエンザが
猛威をふるっているということですが、
大人も気をつけて。

さて。
昨今、オシャレパトロールを強化してまいりましたが、
オシャレする理由はといえば、
女性であることを認識する、あるいは
女性という性レベルを上げることだと申し上げてきました。

女性性のレベルと上げることで、
何がどう変わるかというと、心が豊かになるんです! 

それはつまり、幸せを引き寄せるカギ。
だって、心がさもしい人やゆがんだ人、
尖っている人に誰が温かい気持ちを傾けるでしょう? 

新たな年や月がスタートすると、
みなさんは「占い」を見ることもあるでしょう。
僕は個人的に占いはほどほどで、
たまに美容室でぱらぱらと雑誌の巻末に
載っているものを見て「へぇー」と思う程度。

でも女性って占いが好きだよねー。
そしてだいたいの方が「恋愛」あるいは「結婚」、
はたまた「ビジネスチャンス」を
じっくり見てしまうのではないでしょうか。

ずばり言わせていただければ、
それって「欲が深い!」。

だって、今よりももっともっともっと
上を目指したいってことでしょ。

ただ、それはそれでいいと思うんです。
だって、人間だもの。欲はあるものです。

朝起きたらおなかが空く。それと同じ。
でもね、深いとダメなの。
欲は深くなると罪になるから。
ほら、食欲だって食べ過ぎると太ったり、
健康を害したりするじゃない。

しかも、人間の欲には終わりがない。
もっともっと、になるんです。

欲が深すぎると幸せにならないのが定理。
今さらながら「恋愛」「結婚」を占いで必死に見て、
婚活パーティや出会いの場に出かけたとしても、
価値観が確立してしまっている30代以降は
簡単には成功しないと思うんですよね。

20代から30代半ばくらいの、
いわゆる適齢期と言われる頃にパーティに出ていれば、
自然発生的な恋愛ができたはず。
それができなかったというのは、「まだ上がいる」と
欲を深くして選んでいたから。

そして、今がんばっているのに結婚できない、
恋愛できないというのは、もしかしたら
女子活が怠慢になっているからじゃないかしら。

最初に申し上げたとおり、女子活することで
心が豊かになります。
美容やファッションに気をつけることで
女性らしさが花開き、磨かれます。

人は見た目で判断されがちなので、ちゃんとした装い、
態度をしていればどこでも誰でも
親切に接して、よくしてくれます。
そして、その対応も心を豊かにする材料になり、
相手への思いやりや心配りも磨かれるはず。
怠慢になっていれば外見同様に心もすさみ、
さらに「もっと」と望む心がますます縁遠くさせているのかも。

婚活パーティは男女とも目的は同じでしょ。
ただ、見た目だけじゃ相手のことはわからない。
でも、失敗している時間はない。
長い時間かけてつきあっても、
30代後半ともなれば個々の価値観も確立しているし、
しょせんは他人同士なんだから、
そもそも合うはずないよねー。

若い頃ならまだ受け入れる余地があるんだろうけど、
1人でがんばって生きてきたから
今さら相手に合わせるなんて難しいことだとお察しします。

とはいえ、「結婚」「恋愛」をスタートさせたいなら、
1つでも相手と合うものがあれば
ラッキーと思う気持ちで婚活に臨まないと。
9割はあきらめ、というか受け入れ態勢になって、
どれか1つお互いの共通項が見つかればOKとしましょう。

例えば食のセンス。
これは意外と大事だと思うんだけど、
それが合えばファッションが好みじゃなくても、
見かけが今ひとつでもいいんじゃない? 

例えば、一緒に銀座のおそば屋さんに行くとするでしょ。
小鉢に始まって、小皿料理をいただき、
メインのおそばまで楽しむ。
その後は、カフェでお茶をいただく
というデートができたら相性がいいとかね。

銀座まで行っておそばを1枚だけ食べて
帰る人もいるだろうけど、それなら付き合わない。
そこは人それぞれだけど。

食はこの先も死ぬまでついてくるから、
その共通項は大きいよね。

何を共通項とするかはあなた次第だけど、
とにかく何から何までぴたり!
という相手はいないと肝に銘じて、
今年こそ婚活を成功させてくださいね!

では、また次回お会いしましょう!

Writer Profile

植松晃士
植松晃士Koji Uematsu

アタッシェ・ドゥ・プレス(※)
ファッションプロデューサー
株式会社ヘルメット/株式会社アンソニーレッド 代表取締役
数々のファッションブランドのPRを手がけるほか、ファッションプロデューサーとしても活躍中。TVや雑誌などの多くのメディアで、女性のファッションに対する独自の視点と、その辛口トークが大好評。

※アタッシェ・ドゥ・プレス
ファッションブランド、ジュエリー、コスメ、ファッションビルなどのPRを手がけるほか、ブランドのPR、ブランドディレクション、企画アドバイス、イベント企画・運営などを行います

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