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Vol.3389ハタラクさんの毎日

Vol.3389ハタラクさんの毎日 思い出すふつふつ。

2024.04.10

入学シーズンになると
思い出すことがあります。
 
大学に入学し、
念願の放送部に入部しました。
 
楽しそうな先輩たちを見ては、
いつの日かの自分の晴れ舞台を想像し、
ワクワクしていました。
 
同期で入部した約20名の中に
誰とでも打ち解け、
いつもニコニコ朗らかで
わたしにとってはまぶしい女性がいました。
 
彼女の言動にふれる度に
「わたしって暗いなー」
「わたしってあんなふうに誰とでも
フランクにできないなー」
「わたしって男子にあんなに気軽に
声をかけられないなー」と、
いつもふつふつしていました。
 
憧れとは違う、
まぁやっかみですよね。
 
彼女と自分は違うのに
比較して、自分の足りないところを探して、
したくないことを無理にして。
なんともやりきれない思いを抱いていました。
 
でも、それも振り返れば必要だったこと。
いまの自分に断言できます。
「肥しだったね!」
 
ふつふつな感情がよみがえる春、なのです。
 
 
 
入園式、入学式、入社式。
緊張と不安でお腹がキューっとしてただすな。
青春。
 


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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