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Vol.605ハタラクさんの毎日

Vol.605ハタラクさんの毎日 蝉フェス

2016.08.16

わたしが以前勤めていた会社は、目の前がお堀で桜並木の土手がありました。
桜の季節はそれはそれは美しく桜が咲き、大勢の人がお花見を楽しむ場所でした。
 
そして夏になると、そこでは蝉の大合唱がはじまります。
コラムニストの泉麻人さんが言っていました。
「あそこの土手は、東京で一番の蝉の種類が集まる場所」と。
 
 
そして今年、わたしの近所でも蝉の大合唱が真っ盛りです。
東京は都会で蝉の声なんて聞こえないだろうなーと、思ってはいた時期もありました。
が、とんでもない。わたしの地元よりも緑も多く、
蝉の鳴き声もこれでもかと聞こえてきます。
まさに蝉フェスティバル。
 
それに伴い、蝉との遭遇率も高いんです。
家のエレベーターに乗ろうとしたら、ドアの横に蝉。
朝起きて、窓を開けようとしたら、網戸に蝉。
バス停でバスを待っていたら、目の前を蝉が横切る。
家の壁にも蝉がステイ。
そして近所のあらゆる場所に、蝉の抜殻のオンパレード。
ね、蝉フェスですよね?
 
 
これがだんだん蝉の鳴き声が静かになってくると、秋なんですよねー。
ここ数日、その気配を感じています。
盛夏はあぶら蝉の「ミーンミーンミンミン」が主流だったのが、
だんだんと「ツクツクホーシ」も混ざってきて、
今は「シャシャシャシャシャー」とひぐらしの声が。
 
こんな風に蝉の鳴き声に気持ちがいく生活ができているのがうれしいです。
 
 
 
蝉は見るのは好きですが、触れはしませんな。
でもどこだったかなー、蝉の揚げ物は食べただす。香ばしさ爆発!


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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