楽しみ、楽しませ、ほんのちょっと楽になる

Vol.597ハタラクさんの毎日

Vol.597ハタラクさんの毎日 切り替え習慣。

2016.08.08

友人が言いました。
「ちょっと前まで、ポジティブなんてケッって思っていた。
ポジティブ思考なんて意味ないし、格好悪いって。
でもようやく、無理やりにでもポジティブに切り替えることが
ものすごく大事だと思えるようになった」。
 
わたしもみなさまお気づきのとおり、一喜一憂し、落ち込んだり、
沈んだりしやすいタイプなので、一旦そういう状態になると、
浮かんでくるまでに時間がかかるんです。
いや、かかっていました、かな。
 
落ち込む内容の度合いにもよるのですが、以前は短くても数日、
長いと数週間も引きずることがありました。

でもこれって本当に意味がないんですよね。

起きてしまったことは変えようがなくて、いくら悩んで落ち込んでもその事実は変わらないし、
周りも変わるわけもない。落ち込んでいても解決などすることはなにひとつない。
だったら無理矢理にでも楽しい、ワクワクすることに目を向けて、
切り替えていこうとなったわけです。
 
先の友人も同様のことを言っていました。
「何かが起こって、這い上がれないほど落ち込んで、
そこから悩んだり、苦しんだりの迷路に入って、ああでもない、こうでもないと考える。
でもその考えていると思い込んでいるものは、考えてもしょうがないことをぐるぐる思案しているだけ。
なんてもったいない時間。
いつまでこうしていても何も変わらないのなら、楽しいことに目を向けよう。
そう無理矢理にでもポジティブにしていこうと切り替えることを決めたら、
落ち込む時間が本当に短くなった。
すぐには短くはならないけど、それは訓練だと思う」
 
悩んでも一日、落ち込んでも一日、笑っても一日。
全部同じ一日。
どんな一日にしたいかはまさに自分次第。
切り替え、切り替え。
 
 
 
落ち込んでいるときに誰かに声をかけられても「わたしなんか・・・」と思い、
どよーんと暗い時間を送るつらさ。でもこのつらさって、勝手に自分がつくっている。
自分を卑下するのも自分が勝手にしている。こんな自分のクセに気づいたのがここ数年。
いやはや自分のことは分からないとはよく言ったものだすな。


Relax & Enjoy♡

Writer Profile

河田実紀
河田実紀Kawada Miki

株式会社ハタラク社代表/編集者
大学卒業後、出版社に入社。主に雑誌の編集に携わる。2011年、女性雑誌の編集長に就任。2013年5月独立。大好きな編集の仕事を軸に、今の時代だからこそできる出版の力を見出そうと、「一度きりの自分の人生、楽しんで生きる!」と決め、一歩を踏み出す。2014年12月22日に(株)ハタラク社設立と同時に、WEBマガジン『ハタラク』を開設。

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